Web上の飲食店情報を、営業で使えるデータへ
スプレッドシートで管理していた大量の店舗・営業情報を、データ整形、重複整理、電話番号確認、店舗分類、データベース登録、営業ステータス管理まで一つにつないだ業務システムへ移行しました。

Web上の飲食店情報を、営業で使えるデータへ
公開情報は、取得しただけでは継続的に使える営業リストになりません。確認と判断を含む業務全体を設計しました。
株式会社 World Nexrea様では、Web上から集めた店舗情報や営業に必要な情報をすべてスプレッドシートで管理していました。大量の店舗・営業情報を継続的に利用できるデータベースへ移行するため、LinkTachが情報取得から営業管理までを一つにつないだ業務システムを開発しました。
株式会社 World Nexrea様について
複数の事業を展開する同社の、店舗データを活用した営業業務を支援しました。
株式会社 World Nexrea様は、東京都立川市に本社を置き、飲食事業、通信事業、建築事業、マーケティング事業を展開する企業です。今回LinkTachでは、Web上の飲食店情報の収集・整理から営業管理までを一元化するシステムを開発しました。詳しくは株式会社 World Nexrea公式サイトをご覧ください。
すべてスプレッドシートで管理していた店舗・営業情報
対象店舗が増えるにつれ、店舗情報、電話番号、店舗区分、重複、営業状況を一つひとつ確認する負担が大きくなっていました。
開発前は、Web上から集めた店舗情報や営業に必要な情報をすべてスプレッドシートで管理していました。大量の行から「同じ店舗が登録されていないか」「すでに営業した店舗か」「どの情報が最新か」を確認する運用を見直し、店舗データをデータベース化して、情報収集・整理・営業管理までをWebシステム上で行える仕組みへ移行しました。
店舗情報の確認
店舗名、住所、URL、電話番号を調べ、スプレッドシートへ入力する作業が増えていました。
重複と店舗区分
同じ店舗の登録有無や表記揺れ、営業に必要な店舗区分を人が確認していました。
営業状況の確認
すでに営業した店舗か、どの情報が最新かを大量の行から確認する必要がありました。
Web上の情報取得から営業管理まで
10の工程を分断せず、候補データから正式データ、その後の営業活動までつなぎます。

地域ごとに飲食店情報を収集
対象地域を追加しても、同じ確認工程で正式データへ進められる構造にしました。
候補として保持
収集時点の情報をすぐ正式登録せず、店舗名、住所、参照元、電話番号など、後工程の判断に必要な関係を保ちます。
地域追加に対応
対象地域を段階的に増やせるため、同じルールと品質基準で営業データを拡張できます。
対象、利用目的、各Webサイトの利用条件、関連する法令などの確認が必要です。すべての公開情報を無条件に取得・利用できるという意味ではありません。
取得しただけでは営業データにならない
表記揺れ、同名店舗、情報不足を見分け、判断できる状態へ整えます。
表記揺れ
全角・半角、空白、記号などを比較しやすい形へ整えます。
同名店舗
同じ名称だけを理由に、別店舗を一つへまとめません。
情報不足
電話番号や住所の不足を、未確認と確認結果に分けます。
店舗区分
営業方針に必要な分類を、根拠と確認状態を保って付与します。
同じ店舗を何度も営業対象にしない
単純な店舗名一致ではなく、複数の判断材料から安全に統合できる候補だけを整理します。

| 店舗名 | 表記を整えたうえで比較し、名称だけでは確定しません。 |
|---|---|
| 住所・地域 | 所在地の一致や地域の関係から、同一店舗の可能性を確認します。 |
| 電話番号 | 確認できた番号を、他の店舗情報と合わせて判定材料にします。 |
| 既存登録情報 | すでに正式登録されている店舗との関係も確認します。 |
| 判断保留 | 確信できない候補は削除せず、人が確認できる状態を残します。 |
電話番号の確認結果まで管理
「番号がない」と「まだ確認できない」を混同しないことが、再確認できる営業データにつながります。
営業対象を選びやすく分類
分類は見栄えのためではなく、営業担当者が対象を絞り、優先順位を付けるために行います。
大手チェーン
規模や運営形態を踏まえて区分します。
中小・地域チェーン
地域展開する店舗群を整理します。
個人店候補
営業対象として確認しやすくします。
クライアント除外
対象外データを営業候補と混ぜません。
店舗データを営業管理へ接続
リスト作成と営業状況を別々の表にせず、Web管理画面で検索・確認・更新できるようにしました。

探す
- 店舗一覧
- 店舗名検索
- 地域で絞り込み
確認する
- 店舗カテゴリー
- 店舗詳細
- 電話確認結果
管理する
- 新規店舗は「未対応」
- 営業状況を更新
- 担当者間で状態を共有
1万店舗を超える規模のデータを扱う
件数が増えても、候補データ、正式データ、営業状態を混同しない構造にしています。
大量データだからこそ安全性を重視
自動化できる処理と、人が判断すべき範囲を分けて運用します。
不確かな情報を守る
重複候補を勝手に削除せず、不明な情報を無理に確定しません。
関係を追跡する
元データと正式データの関係を追える状態を保ちます。
検証して反映する
再現可能なルール、自動テスト、開発・検証・本番の段階を設けます。
営業リスト作成業務をどう変えたか
根拠のない削減率ではなく、業務手順と判断基準がどう変わったかで示します。
Before
- Webで店舗を探す
- 店舗情報と電話番号を確認
- スプレッドシートへ入力
- 重複と店舗区分を人が確認
- 営業状況もスプレッドシートで管理
After
- Web情報を取得
- データ正規化と重複判定
- 電話番号確認と店舗分類
- 正式データをDB登録
- Web管理画面で検索・営業ステータス管理
データを集めるだけではDXにならない
収集、確認、正式化、利用、更新までが現場で続く業務フローを設計します。
データ収集を自動化しても、重複や不足情報を含むままでは現場で利用できません。また、正式データになっても営業管理と分断されていれば、別の表への転記が残ります。LinkTachでは、機械が安定して処理できる部分と、人が判断すべき部分を分け、実際の担当者が迷わず使える仕組みとして構築します。
システム開発・AI活用支援
業務整理から必要機能、データ、運用方法まで一緒に設計します。
よくある質問
Web上の情報を営業リスト化できますか?
対象情報の利用条件や法令を確認したうえで、公開情報を候補として収集し、表記揺れや不足情報を整理して営業で使えるデータへ整える仕組みを検討できます。
数千件・数万件規模にも対応できますか?
件数だけでなく、データ項目、更新頻度、重複判定、確認方法、運用体制を整理して設計します。本事例では1万店舗を超える規模を扱っています。
重複データを整理できますか?
可能です。店舗名だけで削除せず、住所、電話番号、地域、既存データなど複数の要素から判定します。
電話番号などの不足情報も確認できますか?
対象や取得条件に応じて確認工程を組み込めます。確認済み、掲載なし、複数候補、確認失敗など、結果を分けて管理します。
スプレッドシートの営業リストをシステム化できますか?
既存スプレッドシートの項目、重複、更新担当、利用目的を確認し、データベースへの移行や検索画面、営業状態管理を設計できます。
専用の営業管理システムを作れますか?
可能です。店舗や企業の一覧、検索、詳細、担当、対応状況など、実際の営業フローに合わせて必要な機能を整理します。
AIで店舗や企業を分類できますか?
分類基準と確認方法を定めたうえで、AIを候補作成や分類支援に利用できます。人の最終確認が必要な範囲を分けて設計します。
営業リスト作成やデータ管理の自動化をご相談ください
Web上の情報収集、既存スプレッドシートの整理、重複データの統合、営業管理画面の構築まで、現在の業務に合わせて支援します。
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